よしもとばななさん|お野菜たっぷり豚キムチ
よしもとばなな|デッドエンドの思い出
滅多に読書しない(読書しようと数年に1度奮起することはあるが必ずラスト1/3を残して挫折してしまう)私が、久々に1冊読み切ることができました。
よしもとばななさんの、デッドエンドの思い出という短編集。
もともと「キッチン」という作品が好きで(内容はすっかり忘れてしまったものの好きだったことだけはぼんやり覚えている)、
その流れでデッドエンドの思い出も買っていたのだけど、結局読まずに実家の本棚に10年くらい眠っていたもの。
数ヶ月前に実家の自分の部屋を整理していた時に出てきたので、「私のことだからたぶん読み切るのは無理だけど、一応持って帰ってみるかなぁ」とあまり期待しない気持ちで持ってきていました。
内容は短編5種なので様々だけれど、(私の勝手なイメージですが)よしもとばななさんらしい、日々の生活の中での小さな幸せや大切なことに気が付かせてくれるような物語の詰め合わせパックみたいな、素敵なお話でした。
読み終わった後にあとがきを読んでいてびっくりしたのですが、なんとこの本はよしもとばななさん自身の出産1ヶ月前に書いたものだったそう!
そんな本を、全く読書習慣がない(数年に1冊読むか読まないか..)私がたまたま数ヶ月前に実家で本を見つけ、ちょうど1ヶ月後に出産を控えたタイミングでそれを再度引っ張り出してきて読んでいる、、、なんだか小さな偶然が重なることってあるんだよなぁとしみじみしてしまいました。
(ちなみに短編集には全く妊婦や出産の話は出てこないです!だからこそびっくり。)
私と同じく読書が苦手な方、出産を控えた方、仕事や通勤の合間にサクッと読む本を探していた方、よかったらぜひ読んでみてください!
皆さんのblogで感想読ませていただけたら嬉しいです◎
最強のご飯のお供:お野菜たっぷり豚キムチ
読書後の晩御飯は、旦那さんの好きな豚キムチにしました。
ニラと人参と舞茸も入れて、お野菜も美味しく摂れます◎
生姜とニンニクもモリモリ入れるのがおすすめ。
舞茸ってすごいですよね。
炊き込みご飯やクリーム煮など和洋どちらにもばっちり合って、主張しすぎないのに旨味をたっぷり与えてくれる。
個人的に名バイプレイヤーNo.1の食材です!
豚キムチに入れるとキムチに少し圧倒されてますが、それでもしっかり旨味をプラスしてくれるので、ぜひ舞茸ありで作ってみていただきたいです◎
パンチが効いた主菜なので、副菜は優しいお味の小松菜の煮浸しに。
おつゆまで飲みたくなっちゃうお気に入りの一品です。
夏は作り置きして冷やしても美味しいですが、冬はやっぱり温かくしていただくのがオススメです。
◎テキトーレシピ◎
【ぜひ新米と!お野菜たっぷり豚キムチ】
材料(2〜3人分):
豚バラ200g(塩胡椒+小麦粉をまぶす)、ニラ1/3束、人参1/3(500wで20秒レンチン)、舞茸1/3、キムチ200g、ニンニク・生姜各1〜2かけ、ごま油、麺つゆひと回し〜
1)フライパンにごま油を引き、みじん切りしたニンニク・生姜を弱火で香りたたせ、食べやすく切った野菜も入れて軽く炒める。
2)キムチも汁ごと全部入れて軽く混ぜ合わせたら端っこに寄せ、塩胡椒+小麦粉をまぶした豚バラを空いたスペースで中〜強火で炒める。
※少し焦げても肉・野菜ともに美味しいのであまり触らず!
3)お肉に火が通ったら全体を混ぜて、塩胡椒と麺つゆで味を調整し、適宜水分を飛ばす。
【つゆまで美味しい。小松菜の煮浸し】
材料(小鉢4杯くらい):
小松菜一束、油揚げor厚揚げ、おつゆの素(茅乃舎のだしor本だし200ml、砂糖大さじ1/2、醤油・酒・みりん各大さじ1)
1)茅乃舎を使う場合は、濃いめの方のレシピで出汁を取っておく。
※基本の出汁の方で作ると薄めの優しい味になります
2)おつゆの材料を鍋で一煮立ちさせ、油揚げor厚揚げをいれる。
3)小松菜を茎→葉の順に入れ、混ぜ合わせてくたっとしたらすぐに火を止める。
※放置している間に味が染みるので、早めに作っておいて温めて食べる!